今回エサレンで体験したことを咀嚼するのに、一ヶ月以上かかりました。この過程をおろそかにしては、いけない。本で読んだ頭だけの知識ではない、体験と、体験に基づく感情によって得たものをしっかりと自分のものにするために・・。
最後の夜はうって変わって都会のサンフランシスコで過ごしました。ホテルのとなりはディスコで(苦笑)音楽が夜中の3時くらいまで聞えて、なかなか寝付けませんでした。ようやくウトウトしたのに、誰かが肩をたたいたような気がして目が覚めました。 時計を見ると4時44分です。デジタル時計に「444」・・あ、これはまた数字を使ったメッセージだと思いました。エサレンでは「333」を受け取りましたし。。 ここで数字のメッセージの内容を書きますね。 【333】 アセンデッドマスターたちがあなたのそばにいます。そして彼らの手助けと愛があり、そばにいることをあなたに知って欲しいと願っています。アセンデッドマスターたちをたびたび呼んでください。特にあなたのまわりで数字の3のパターンが見えたときにはそうです。よく知られたアセンデッドマスターたちにはイエス、モーゼ、マリア、観音、それにヨーガナンダなどがいます。 【444】 今天使があなたを囲んでいて、その愛と助力があることを保障しています。天使の助けがそばにあるので心配しないこと。 「444」に関しては、こんなメッセージもあるようです。 【444】 これは復活の番号である。あなたが重要な局面を完了したことを意味する。 何やらありがたい内容ばかりですね(笑)。 エサレンで得た最大のギフトはYさんに「謝って欲しい」と言えたことを通して、自分を大切にするという意味を「体験をもって」理解したことです。本では何度も、何度も読んでいるんですよ~(汗)。お客様にも「ご自分の感情を大切に、無視しないで・・」と話してきたのに・・。 それまでの私は自分を大切にするために、疲れたらマッサージを受けたり、温泉に行ったり、ダイビングをして楽しんだり、美味しいものを食べたりしてきました。それもまたOKなのでしょうけど・・でも最大の自己愛は感情を無視しないことでした。 マッサージや旅行などの楽しいことは、無視した感情によって引き起こされた身体の不調への、対処療法でしかなかったのですね。表面だけを癒して、根本である「感情」を無視していたわけです。 そのきっかけとなったYさんも、「もうエネルギーがない」という感情を無視してがんばり続けた人でした。神様は似たもの同士の私達に、一緒になって気づきを与えてくれるシナリオを書いてくださったようです。 感情・・・この素晴らしいアンテナ。 無視し続けると、きちんと体調や気持ちを不安定にしてメッセージを送ってくれる、素晴らしい発信機。 さらに無視し続けると、「物事や人間関係がうまく行かなくなる」という現象まで引き起こす、パワフルな創造エネルギー。 私は素直に感情を表現せずに、人から遠ざかることで自分を守ってきました。そのせいで、実は友人が少ないです(苦笑)。実家や親戚との交流もあまりありません。この交友関係の少なさは、人のせいでなく、自分で作った現実だったんですね・・。 さて、3羽目のフクロウはどこにいたと思いますか?(笑)。 帰宅して、荷物を片付けているときに、なにげなくテレビのスイッチを入れたのですが・・ 画面にいきなり3羽のフクロウのヒナが大きく映っているではないですか! 番組は、NHKの「プラネット・アース」というものでした。 思わず手を止めて、テレビを見て大笑いしてしまいました。実は「3羽目はどこにいるんだろーー」と、サンフランシスコではあちこちを見回していたんです。う~ん、そう来ましたかー・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、「444」のメッセージにもあったように、私の中で何かが完了し、新しい局面に入ったようなきがします。 エサレンで感じた、温かい、優しい、静かなもの。 あれは「自己愛」だったんだな・・と、しみじみ思います。謝ってくれたYさん、ありがとう。「謝って」と言えた自分、よくやった(^-^)。 もう2度と自分の思考(エゴ)によって、「がんばれ!」とか「まだまだダメだ!」とか「あの人から遠ざかってしまおう」などと、辛い状況を押し付けられなくなったから、私の魂がホッとして温かくなったんだな。 がんばらなくちゃ生きていけないと思っていた自分、さようなら。 信じることを声高に言い張るのをやめて、ただ実践すればいいんだな。 ただ「在れば」いいんだな。 「あこがれの存在」になろうとするのをやめて、自分でいればいいんだな。 そうすれば自分の中心にある「核」に近づけるような気がするから。 これはエサレン族が大昔に描いた壁画です。写真家のダニエルから1枚買ったものです。 たくさんの中から、この1枚を選んだ人が多かったのは波動が高いせいでしょうか。 印画紙から感じるんですよ、壁画のエネルギーを。 写真を見ながらエサレン族に聞いてみました。そうしたら、こんな短いメッセージが来ました。 「その手を、ヒーリングに使う全ての人のために。」 もう滅んでしまった人達。声高に自分の考えを主張するための肉体もない。それなのに人種を越え、国を越えて伝わる力強い意思。 「私達は知恵になって生きています」 ただ「在る」だけ。在るだけでいいんだ・・思いは想念の波動となって、時空を越えて世界中に伝わって行く。 私の永遠に続く魂の旅は、ひとつのサイクルが終わり、新しいサイクルへ入って行きます。 その一里塚として、素晴らしいギフトをくれたエサレン研究所、シャー・ピアス先生、ルディー、主催者のこやごさん、一緒に参加なさった皆さん、そしてエサレン族へ、心からの感謝と祈りを捧げます。 ヒーリングスペースBIOS(ビオス)
by fumiko_iwai
| 2007-03-09 12:34
| ヒーリング
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