続きを書きます。
「自分が癒されること」を受け取るのは、どの次元の自己か。 というテーマを書こうと、ずっと思っていました。 開業して明日でちょうど丸2年になりますが、開業当初はまだ「人間とは多次元に存在する」ということを、知識としてしか知っていませんでした。 本で読んだり、ヒーリングクラスで習って「ああ、そうか。人間は3次元だけでなく、いろんな次元に存在するんだな。ハイヤーセルフとか、色々あるんだな」という知識です。 今年の2月、エサレン・シャーマニック・リトリートに行く前まで、私はそこでストップしていました。 しかし、エサレンで初めて「ハイヤーセルフと繋がる」という経験をした後は、受け売りの知識が「知恵」に変化して来ました。私は「教わったり、本で読んだ知識を鵜呑みにすること」をやめて、自分の経験と、その経験から感じたことを大切にするようになりました。 ちょうど、そんな時期に初めて「リコネクション」という本を知りました。 偶然(?)お客様のAさんが持ってきてくださったのです。 エサレンの2ヶ月後、4月のことです。 なぜリコネクティブ・ヒーリングでは、たまに奇跡的なヒーリングが起こるのだろうか。 先日のセミナーでは、がん細胞が消えた話を聞きました。話してくださったのは、ヒーリングをした当事者であるティーチング・アシスタントの日本人です。患者さんはお兄さんだそうです。 組織を採取して検査し、「間違いなくガンである」ということで、手術を待っていたお兄さんにリコネクティブ・ヒーリングをしたそうです。 そうしたら、メスで開いた患部は全く健康な状態だったそうです。 しかも不思議なことに、患部だけでなく、採取した組織からもがん細胞が無くなっていたそうです。病院に保管されていた肉片までヒーリングされてしまったわけです。 医師はこの現象が理解できず(当然ですよね)、念のためと称して抗がん剤を飲まされているとか・・(苦笑)。 この話を聞いて、思い出しました。 私もガンの手術を待つ方にヒーリングをしたことがありますが、その方のガン細胞は消えませんでした。 同じ「333」の周波数をきちんと使っていたとして、なぜ結果が違うのでしょうか。 セミナーで、こんな質問をした方がいました。 「その人のカルマとして病気を体験する必要があるとしたら、リコネクティブ・ヒーリングは、それを邪魔しているのではないでしょうか。」 自分がヒーリングして病気が回復してしまったら、他人の魂の学びを邪魔をすることになるかもしれない・・そう懸念しての質問ですね。 エリックさんは真剣な表情で「その質問を待っていました」と言い、静かにこう答えました。 「何々をしたら、何々になるかもしれない・・だから最初から止めておこう・・。これは恐れを元にした発想です。ヒーリングの現場に、恐れから発した考えを持ち込まないようにしましょう」 ヒーラーの恐れで、最初からヒーリングをしないのは、本末転倒であると言いたかったのだと感じました。 癒しを受け取るのは、どの次元の自己か・・・? がん細胞を消すことに同意したのは、どの次元の自己か・・? リコネクティブ・ヒーリングではなく「手術を受けること」を選択したのは どの次元の自己か・・? 「こういう癒しを受け取りたい」という強い思考によって、かえってヒーリングが起こらなかった場合。その思考を手離せなかったのはどの次元の自己か・・? もしかして、「あえて手離さなかった」ことも在りうるのか・・? これはもう「頭」で考える世界ではないと感じました。 だから私はただヒーリングをする。 それ以上は、わからないから。 私のハートが「ただヒーリングを続けなさい」という信号を発するから。 その信号は「別次元の私」が送ってくれていると感じるから。 恐れずにヒーリングを続けていれば、また新しい概念がふっと降りて来るのかもしれません。 今はただ、とにかく経験を積むだけです。 経験だけが、受け売りの知識を知恵に変えてくれると信じて。 ようやく開業3年目に突入するヒヨッ子ヒーラーは、今のところ、こんなことを考えてヒーリングをしています。 もしかしたら、レイキ講習で教えている「事前に出来るだけお断りをしてから遠隔ヒーリングしましょう」というのも、いらぬ心配なのかもしれませんね(苦笑)。 ヒーリングスペースBIOS(ビオス)のホームページはこちらです。
by fumiko_iwai
| 2007-11-10 18:41
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